本所外手町 震災後の写真

この写真は国立科学博物館地震資料室が提供する震災写真集に掲載されている。
本所・深川方面の写真で「厩橋」と題されている。

被服廠跡方面から厩橋を写した写真 瓦礫の中に立つ複数の蔵が見える 拡大画像 少なくとも2棟以上、それも2階建てと思われる。
吉田氏がスケッチした外手町佐野屋 蔵の形状や並び方に共通点が見られる 六ツ蔵と呼ばれた6棟が並ぶ様子

大正10年の地図 蔵前橋はまだ出来ていない
ライオン本社、安田庭園は現在も同じ位置にある。被服廠跡は復興記念館、慰霊堂、震災記念堂、横綱公園、江戸東京博物館、第一ホテル両国、日大一高などになっている。
大正時代の地図と現在の地図を重ね合わせて外手町2番地の佐野屋の位置を示した図 被服廠跡から厩橋を撮影すると、ちょうど佐野屋が写る位置にある。
現在の外手町2番地 墨田区横綱2-14の一角 奥に見える白いビルはライオン本社 厩橋から上流を望むと建設中の東京スカイツリーが見えた。大橋訥庵の小梅町思誠塾は、スカイツリーの近くにあった。
旧外手町2番地の一角。両国に近いのでちゃんこ料理の割烹「吉葉」今時お店のホームページがないと言うのも個性的。横綱吉葉山は宮城野部屋を開いた戦後昭和29年の第43代横綱。道路の先に見えるのが首都高速6号線と隅田川堰堤
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